♪「シャンソンを貴方に…」〜シャンソン情報TV番組オンエアのご案内〜
東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)にて毎回多彩なゲストをお迎えして見ごたえのある30分番組となっています。
   
☆TOKYO MXTV  監修:大野修平
ナナ・ムスクーリ特集
 4月14日(水) 20h00〜20h30 新人紹介:畠山文男/岩崎桃子
 4月28日(水) 20h00〜20h30 (再放送)
   
アルベール・プレジャン、ダニエル・ダリュー特集
 5月12日(水) 20h00〜20h30 ゲスト:仲マサコ
 5月26日(水) 20h00〜20h30 (再放送)
  仲マサコさんは「不実女の嘆き」を歌います。
   
ミスタンゲット、モーリス・シュヴァリエ特集
 6月9日(水) 20h00〜20h30 ゲスト:石井好子
 6月23日(水) 20h00〜20h30 (再放送)
  石井好子さんは「バルバリ・バルバラ」を歌います。
この「修平のひとりごと」は、2ヶ月ごとに削除いたしますので、必要な方はご自分で保存してください。(管理人)
バックナンバー→  5月 6日〜 10日〜 17日〜 24日〜 29日〜  6月 7日〜
 

お 詫 び  6月18日(金)晴れ

 

 仕事の都合により、本日のひとりごとは休載いたします。

大野修平


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

書いて、喋って、夢を見て  6月17日(木)曇り

 

 いかにもお気楽なタイトルをつけてしまった。でも、僕の暮らしぶりを要約すればこう表わすしかないだろう。シャンソン・フランセーズについて何がしかの事どもを原稿に書き、銀座産経学園などに出て行って人様の前で喋って口を糊しているのだから。

 書くことと喋ることの出発点に夢見ることがある。好きなシャンソンやアーティストたちのことを、どうやって読者や講座の受講生の方々に伝えようか、と思いめぐらす。僕にとっては楽しい時間の使い方のひとつだ。

 以前にもこの場で報告したように、秋に平凡社から刊行される本の原稿書きに追われている。当初は20人ほどの歌手やシンガー・ソングライターについて書くつもりだった。しかし、いざ書き始めてみるとそれぞれのアーティストへの思いが募って文章が長くなってしまう。「無理に20人にする必要はない。書きたい、伝えたい気持ちに素直に従って」と、編集者のSさんが理解を示してくれているので、お言葉に甘えている。

 実際に一緒に仕事をしたジルベール・ベコー、シャルル・アズナヴール、ジョルジュ・ムスタキといった人たちのことも書いた。インタヴューで出会った人たちにも言及している。また、ご本人にはお目にかかる機会はなかったけれど、いいなと思い続けている人たちのことにも触れた。
 そんなわけで、シャンソン・フランセーズを語る際に忘れることのできない名前が並ぶことになった。僕がどのようにシャンソンに関わってきたか、という体験を語るスタイルだ。僕の肉声が込められていると言っていい。

 喋る仕事についても新しい展開がある。建て替え工事をしていた日本橋三越新館が10月に新装オープンするのに伴い、文化センターも再開されることが本決まりとなった。約3年ぶりにシャンソン講座が古巣へ戻るわけだ。
 とはいえ、工事期間中にお世話になった銀座産経学園の教室を閉じてしまうことはしない。いや、できない。こちらの教室で出会った受講生の方たちも多いのだから。

 ではどうするか。三越と銀座産経学園の両方で講座を持つのだ。もちろん、異なる内容で。どちらの教室もCDをかけたり、ビデオなどを鑑賞するのは共通している。が、ちょいとやり方を変えてみよう。
 新生三越では「シャンソン歳時記」といった切り口を打ち出そう。季節に分けてシャンソンを味わってみよう、という企画。季節の草花や鳥などが原詞に登場するシャンソンを取り上げる。カトリックの国フランスでは、一日一日に聖人の名前が割り振られている。そうした慣習も紹介してみたい。

 また、旅行と連携させたいという三越側からの希望もある。かねてから「シャンソンをキーワードに歩くパリ」といったガイドブックを作りたいと思い描いているから、これを教室でやってみたらどうだろう。パリの街角を歌いこんだシャンソンなら山ほどある。そこに観光ガイド的な要素も盛り込んで楽しくアレンジすることもできそうだ。
 そして、いずれは受講生の方たちと実際にパリを訪れる…。

 夢はこうして膨らんでゆく。シャンソン好きの方々の夢と出会えるといいな、と思いつつ。 


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

取り合わせの妙  6月16日(水)晴れ

 

 エディット・ピアフ絡みの新たなベストアルバムの発売、ミュージカルや芝居の公演に関する記事と並んで僕の発言も掲載された読売新聞夕刊(6月11日付)の見本が2部送られてきた。僕にインタヴューした大野宏記者のご好意だ。第1面左上、レイ・チャールズの顔写真とともに「観る聴く エンターテインメント」欄がピックアップされ、ピアフ関連記事のタイトルも見える。

 いま改めて見ると、第1面にはいろいろな情報が並立しているのが分る。新聞だから当たり前と言えばそうなんだけれども。
 大きくスペースが割かれているのは、アメリカで開催されていたシーアイランド・サミットの議長総括のニュース。当初は蚊帳の外に置かれていたロシア大統領はじめ、アフリカ諸国の大統領たちも記念写真に納まるようになった。世界は先進国の都合だけで成り立っているわけじゃないから、これは好ましい傾向と言えそうだ。

 次いで大きく扱われているのは、「人名用漢字の範囲見直し案」。法制審議会人名用漢字部会の提案による、人名用漢字が578字追加される、というもの。漢字に関する規定だから国語審議会あたりの担当分野かと思いきや、法務省の権限が及ぶテーマだとは知らなかった。
 簡単に言ってしまえば、これまで人名には使用が認められていなかった漢字を使えるようにする。ついては国民のみなさん意見を述べてください、という趣旨。
 見るからにヘンテコな漢字が多い。はっきり言って「なんじゃ、こりゃ?」と叫びたくなる。

 苺、芭、董、萄、蕾、哩なんていうのはまぁ、いい。だけど、狸だとか嘘、叩、覗、仇、姦、癌、罵、蔑、吠などという漢字が追加されるというのはどうなんでしょうかねぇ。芸名ならいざ知らず、一生つき合っていかなければならない本名にこんな文字が自分の名前についていたら、親を恨みたくなったり、同級生たちからいじめを受けたりしないだろうか。「糞太」や「嘘子」なんていう名前を持った孫の顔だけは見たくないなぁ。

 この件に関して意見を言いたい人は、7月9日までに法務省民事局民事第一課「人名用漢字に関する意見募集」係まで申し出ることができる。郵送:〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1。FAX:03-3592-7961、電子メール:minji46@moj.go.jp のいずれかで。使用が認められる漢字から「狐狗狸俺禿」なんてペンネームでも選んで投書してみますか。

 こんな風に揺れ動いている今日、エディット・ピアフのシャンソンを聴く意義って何だろう。それはいつの世にも、どこの社会に生きる誰にも通じる、人間の心の真実に触れる喜びと言っていいだろう。

 椎名林檎の「檎」も使えるようになる人名漢字。彼女が7月7日発売の『ディア ピアフ』でピアフの曲を選んでいる。時と場所を超えた歌の力はこうした若い世代にも及ぶ好例だ。エディットも喜んでいることだろう。

 新聞紙面に並ぶ記事のいろんな取り合わせの妙をつくづく感じた。 


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

ボリス・ヴィアンはうまいことを言ったなぁ  6月15日(火)晴れ

 

 1週間ほど前から腰が痛い。だいぶ良くはなってきているけれど、本調子ではない。一時期は顔を洗うのに身体を前に屈めることもできなかった。咳をすれば腰に響いた。時間をかければ徐々に腰を伸ばすこともできるのだけれども、痛みが走る。まるでエビになってしまったみたいだ。
 年齢のせいもあるのかもしれない。あちこちにガタが来ているんだろう。が、こうなってしまったのにはもっと明らかな理由があるのは分っていた。

 悪い姿勢を取り続けたのだ。
 デスクトップパソコンしか使っていなかった頃はこんなことはなかった。ノート型に頼ることが多くなり、椅子に腰掛けなくなった。その代わり、座椅子の上で胡坐をかいたり、両足を投げ出したりと無精極まりない態度でパソコンに向かう生活パターンが定着している。

 それだけならまだいい。時々は背伸びなどの運動をしていたから、多少は痛みの解消にもなった。いつの頃からか、仕事を終えた姿勢のまま座椅子で眠り込むようになってしまった。リクライニングになっているとはいえ、ベッドや蒲団に横になるのとは違う。列車や飛行機の座席で仮眠するようなもの。一時的ならまだしも、毎日繰り返すべき姿勢ではない。

 で、先週初め、目が覚めたら腰が重く、痛いという事態に立ち至ったわけ。自業自得を絵に描いたみたいな話。誰に文句を言うわけにもいかない。
 身体を変に曲げたから痛くなったのだから、まっすぐに伸ばしてやればいいだろう。医学の素人はそう考えた。で、眠る時には座椅子を離れ、普通に身体を伸ばすようにした。翌朝、効果はすぐに出た。ずいぶんと楽になったのだ。まだかすかに痛みは残っているとはいえ、立ったり座ったりという基本的な動作が普通にこなせるようになった。

 痛い腰を叩いたり、さすったりしているうちにボリス・ヴィアンが書いたシャンソンの歌詞を思い出した。タイトルは「人生は歯のようなもの」"La vie c'eat comme une dent"。

人生は歯のようなもの
(…)
突然 虫歯になると
痛くなって それしか考えられない

La vie, c'est cinne une dent
(…)
Et puis ca se gate soudain
Ca vous fait mal, et on y tient

 治療したのにまた痛み出したりするのが虫歯というもの。といって、やたらと抜けばいいってもんじゃないし。人生にも痛みの伴う事態が起こり得ることを、ボリス・ヴィアンは虫歯にたとえた。うまいことを言ったなぁ。
 この後、「ほんとに治るためには人生を抜いてしまわなきゃならない」と続くんだけど、それはちょいと過激な感じがする。歯を抜いたら差し歯や入れ歯で補うことができる。ところが、人生を引き抜いてしまったらそれで一巻の終わりになってしまうじゃないの。

 こんな歌詞にびっくりしたのか、腰の痛みがまた少し遠のきつつある。ああ、よかった。(と、手を当てて宥めたり、すかしたり、トホホ)


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

絶妙のタイミング  6月14日(月)晴れ

 

 6月12日は第二土曜日。銀座産経学園でのシャンソン講座の日に当たっていた。その前日の11日金曜日、読売新聞夕刊にエディット・ピアフ絡みの公演に関する記事が掲載された。
 第7面「いぶにんぐスペシャル エンターテンメント」欄。椎名林檎、中島みゆき、小野リサ、石井好子といった歌手たちが選曲したベスト・アルバム「ディア ピアフ」が7月7日に東芝EMIから発売されることが出ている。
 絵麻緒ゆう、大沢樹生がそれぞれエディットとマルセルに扮するミュージカル「エディット・ピアフ」、李麗仙主演「愛の讃歌」についての情報。また、今年で42回目を数える「パリ祭」では、第1部がピアフ特集を組むという話題もある。こちらは、僕が訳出したエディットとマルセルの書簡集『ピアフ 愛の手紙 あなたのためのあたし』(平凡社)を基にした芝居。

 その脇に僕の発言も掲載された。先月19日、大手町の読売新聞社で取材を受けた時に喋った事柄が手際よくまとめられている。偶然だけれども、記者は大野宏さんというお名前。直接の血縁関係はないけれど、まんざら親近感を覚えないわけでもない。
 僕の勝手な都合でお願いしたわけではないのに、記事の掲載日が銀座産経学園で講義する前日だったというのが、何とも言えない絶妙なタイミングに感じられた。おかげで教室に集まって来られた受講生の方たちに配ることができた。

 今月の講座は中身が盛りだくさんになった。
 まず、作詞家エティエンヌ・ロダ=ジルが逝去したので、ちょっとした追悼を試みた。死亡記事のコピーを基に彼のキャリアを振り返り、よきパートナーでもあったジュリアン・クレールとの共作「時は過ぎ行く」「廃墟に歌う」をかけた。かっちさんがパソコンに収録した「騎兵」も聞かせてくれて、幅が広がった。
 シャルル・アズナヴールのリサイタルを観て来られた受講生の方々もいらしたので、おひとりずつ印象を語って貰った。なかでも大田さんは全体の構成のディテイルを具体的に話してくださった。4月と5月、2回にわたってご覧になったのは磯貝さん。年齢を加えるごとに声の魅力が増す、とおっしゃっていた。高田さんも、80歳を迎えるアズナヴールの歌唱力に少なからず感動を覚えられたようだ。

 それから、その日のテーマである「去り行くジャヴァ」"Celui qui s'en va" を鑑賞。パトリック・ブリュエルが1930年代、40年代のシャンソン・フランセーズの名曲を歌い直したアルバム『アントゥル=ドゥ』《Entre-deux》から聴いた。さらに、ダミアによるオリジナル・ヴァージョンとの聴き比べをした。ダミアはジャヴァのリズムを生かしているが、ブリュエルはそれを踏襲せず、スロー・バラードのメロディー・ラインを強調したアレンジになっているのを楽しんだ。

 実に面白いことが重なった。そのパトリック・ブリュエルが「フランス映画祭横浜2004」で来日するのだ。6月20日に上映される、ティエリー・クリファ監督映画『あなたを待つ人生』《Une vie a t'attendre》にパトリックが出演しているからだ。映画祭実行委員会からはこの機会にインタヴューをするように、との要請がある。これまた絶妙なタイミング。新たな出会いが楽しみだ。


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。