九段会館で5月30日に聴いた、サムソン・シュミット・カルテットwithドラド&チャヴォロ・シュミットの熱いサウンドがいまも胸の奥に渦巻いている。全身から溢れ出て来る彼らの音楽は、ロマ人(ジプシー)たちの血のたぎりを感じさせる。激しいのだけれど、どこか物悲しい音の連なり。
そんなマヌーシュ・スウィングの魅力を体現しているグループが、キヨシ小林&ジプシー・スウィング・ギャング以外にも東京にあった。シャンソン関係の仕事をされているGさんがメールで教えて下さった。
スウィング・ニグロッツ Swing Niglots。メンバーは伊東伸威(ソロ・ギター)、ローラン・プリウール(リズム・ギター)、北島健次(コントラバス)、栗林進(リズム・ギター)の各氏。伊東さんは日本ジャンゴ・ラインハルト研究会の主宰者でもある。
「スウィング・ニグロッツはプロのバンドではありませんが、土日のみ東京を中心にライヴ活動しています」とGさんの文面にあった。
さらにGさんの説明は続く。スウィング・ニグロッツは前回に引き続き、今回のチャヴォロ一行の来日時にも東京日仏学院でのセッションに参加したという。案内に従って彼らのサイトを覗いてみると、たしかにチャヴォロやドラドと演奏している写真がある。彼らはスウィング・ニグロッツの演奏をとても気に入り、同夜メンバーのフランス人、ローランさんの家に行き、朝まで飲み明かしたんだそうだ。こりゃ面白そうだぞ。
Gさんのご好意で昨日、スウィング・ニグロッツのCDが届いた。タイトルは《Niglots Swing》(SNT-002)。北床宗太郎さんのヴァイオリンも加わっている。このフォーメーション、思い当たるものがある。そう、マヌーシュ・スウィングの創始者ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリらの名とともに忘れられない、フランス・ホット・クラブ五重奏団Le Quintet du Hot Club de France を彷彿とさせるじゃないか。いやが上にも期待は高まる。
聴いてみる。オリジナル曲「ニグロッツ・スウィング」から始まる。すぐにマヌーシュ・スウィングの雰囲気が僕を包む。スタイルの真似だけではない何かが、音のひとつひとつをヴィヴィッドにしている。
シャンソン・フランセーズからも2曲。「バラ色の人生」と「パリの空の下」。
前者では、ヴァイオリンがたっぷりとスローでメロウなフレーズを弾いた跡、アップテンポなギター・ソロに引き継ぐ。後者ではギターが3拍子を刻んでいるところへヴァイオリンがテーマ演奏を乗せてゆく。テンポの移り変わりが、晴れた青空からちょっと雲が出て、通り雨に至る空模様の変化を思わせる。
ジョセフィン・ベーカーが歌って人気を博した「ユー・アー・ドライヴィング・ミー・クレイジー」などもスピード感があって楽しめる。
「スウィング・ニグロッツと僕とはどこかですれ違っているかもしれません」とGさんのメールにある。去年、日仏学院で聴いたグループがそうだったのかな。
これですれ違いからほんとの出会いになった。素晴らしい音楽との出会いはいつも心を震わせてくれる。スウィング・ニグロッツに乾杯!
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マヌーシュ・スウィングを味わうために訪れると楽しいサイトのご案内。
♪日本ジャンゴ・ラインハルト研究会
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/5931/Dj_index.html/
♪スウィング・ニグロッツ
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/5931/SwingNiglots.html/
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♪Petites annonces 〜1
☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。
『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。
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[公演問合わせ先]
◎「パリ祭」
パリ祭実行委員会
Tel:03-3533-1300
URL:http://www.paris-sai.com
◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
株式会社 三都企画
東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
Tel:03-5443-7576
Fax:03-5443-7295
mail:san@mitokikaku.co.jp
URL:http://www.mitokikaku.co.jp
◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
バウスプリット株式会社
東京都江東区富岡2-5-6-101
Tel:02-3642-4422
Fax:02-3642-4423
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♪Petites annonces 〜2
映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』
[監督]
マルセル・シューバッハ
[出演]
モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団
公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
tel.03-5420-6161
http://www.cineplex.co.jp
詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。
バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。
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カーラ・ブルーニ
デビュー・アルバム
『ケルカン・マ・ディ
〜風のうわさ』
(コロムビア V2CP-181)
日本盤のみCD extra
「ケルカン・マ・ディ」
レオス・カラックス
監督作品PV収録
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フランス・アーティスト来日情報
カーラ・ブルーニ Carla Bruni
[日時]6月21日(月)、22日(火)
18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
03-5280-9996(10h00〜19h00)
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♪Petites annonces♪
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『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com |
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》 |
『エディット・ピアフ
シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800) |
このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。
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