♪「シャンソンを貴方に…」〜シャンソン情報TV番組オンエアのご案内〜
東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)にて毎回多彩なゲストをお迎えして見ごたえのある30分番組となっています。
   
   ☆TOKYO MXTV
 
   ☆群馬テレビ
パリに咲いたシャンソンの花束
  7月14日(水)20:00〜20:30
   ゲスト:フレンチ・キス
  7月28日(水)20:00〜20:30
   (再放送)
 
7月14日(水)22:00〜22:30
 ゲスト:フレンチ・キス
7月20日(火)22:00〜22:30
 (再放送)
シャルル・アズナヴ−ルとアンリ・サルバド−ル
  8月11日(水)20:00〜20:30
   ゲスト:嵯峨美子
  8月25日(水)20:00〜20:30
   (再放送)
 
8月11日(水)22:00〜22:30
 ゲスト:嵯峨美子
8月18日(水)22:00〜22:30
 (再放送)
エディット・ピアフとイヴ・モンタン
  9月 8日(水)20:00〜20:30
   ゲスト:深緑夏代
  9月22日(水)20:00〜20:30
  (再放送)
 
9月 8日(水)22:00〜22:30
 ゲスト:深緑夏代
9月15日(水)22:00〜22:30
 (再放送)
この「修平のひとりごと」は、2ヶ月ごとに削除いたしますので、必要な方はご自分で保存してください。(管理人)
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言い換えたり、付け加えたり  7月2日(金)晴れ

 

 時代とともに言葉が移り変わって行くのは自然なことなんだろう。
 このところ、日本語をめぐるいくつかの変更が加えられた。これもまた時代を反映しているものと考えられる、かな?

 以前にも書いたけれど、どう考えてもおかしいという感想を抱かざるを得ないのが、法務省が決めた人名に使える漢字の追加案だ。これまで使うことができなかった漢字を使用できるようになり、選択の自由が増すこと自体は決して悪いとは思わない。しかし、程度の問題ってものがあるだろう。いくらなんでも、自分の子に名前をつけるのに、「糞」だの「姦」だのなんていう字を選ぶ親がいるとは思えない。まぁ、かつて「悪魔」という名前をつけようとした、信じられない親もいたから、必ずしも世間的な常識だけで物事を判断することはできないかもしれないが。
 法務省は言葉の専門家じゃないんだから、こんなアホな答申なんか出さなきゃいいのに、と思ったのは僕だけだろうか。

 国立国語研究所が6月29日に発表した、外来語の言い換えに関する意識調査の結果は、法務省の提案よりはましだった。
 行政の文書などで、無意味とも思われるほどのヘンテコな横文字が並んでいるのはどうかと思っていた。誰しもそんな用語には少なからず反発を覚えていたのだろう。これまでこの国になかった真新しい概念を表現するなら、横文字もやむを得まい。だけど、立派な日本語があるんだから、できる限り日本語で言い表わすのがまともな神経というものだろう。「自由」「哲学」「経済」といった翻訳語を生み出した明治時代の先輩たちのことを少しでも思い出したら、安易な横文字依存が恥ずかしい所業だと気づかないだろうか。

 無闇矢鱈と横文字を連発することで人を煙に巻くのは慎みたい。そういう物言いをする連中はカッコいいつもりかもしれないが、失笑を買うのがオチだから。そもそも、聞いて理解されない言葉なんてどんな意味があるんだろうか。一人合点はコミュニケーションの対極にある態度でしかない。

 その言い換え案では面白い結果が出た。「キャンセル」「解約」「取り消し」という同じ意味の単語では、「キャンセル」を使いたいとする人が多かったそうだ。「ハッピー」「幸福」「幸せ」では、7割近くの人が「幸せ」という和語を選んだという。
 それを読んでなんだかホッとした。「キャンセル」といった、ちょっとマイナスイメージの概念をやんわりと外来語で言い表わすというのはひとつの知恵だろう。「幸せ」という実感は外来語では表現しきれない。それほど身近な感覚を日本語で表わすというのは、ごく当然の選択と言えるだろう。

 よく日本語の乱れが云々されるけれど、市井の人々の健全な精神は、時代の浮わついた気分に押し流されるものではないことが証明された。心強い限りだ。


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
  URL:http://www.paris-sai.com

 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
  Tel:03-5443-7576
  Fax:03-5443-7295
  mail:san@mitokikaku.co.jp
  URL:http://www.mitokikaku.co.jp

 ◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
  バウスプリット株式会社
  東京都江東区富岡2-5-6-101
  Tel:02-3642-4422
  Fax:02-3642-4423


♪Petites annonces 〜2

映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

お 詫 び  7月1日(木) 晴れ

 

 仕事の都合により、本日のひとりごとは休載いたします。
ご了承ください。

大野修平


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
  Tel:03-3533-1300
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 ◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
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映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


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『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
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『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

ふと湧き起こる疑問  6月30日(水)雨

 

 時々ふと胸に湧き起こる疑問がいくつかある。まぁ、そのうちの多くは、答が見つからなくてもさして差し迫った不都合を感じないんだけれど。それでも、いったいいつからこうなってるのかな、という思いは何度でも頭をもたげてくる。そんな、どうでもいい疑問をひとつ書いてみよう。

 女性の靴はいつからあんなにうるさくなったのか。
 近頃の女性の靴音はとにかくうるさい。もちろん、すべての靴というわけではない。特に踵の上がるサンダル靴系がうるさいようだ。
 駅の階段でも、歩道でもペッタン、ペッタン、タン、タン、タン、タン…。まぁ、うるさいこと。あの音、脳天にまで響くからたまらない。思考が一瞬にして掻き乱されてしまう。こちらはそぞろ歩きながらものを考える、アリストテレスに源を発する逍遥学派の流れを汲む(ホントかね?)左党千鳥足派だというのに。(そんな学派はない。念のため)

 ペッタン女が急いで僕を追い越して行く時など、つい顔を見てしまう。あの音、靴をはいた本人が通り過ぎた後にもしばらく耳の奥でこだまするから始末が悪い。
 余計なことながらこうも考える。彼女たち、あんな靴音を響かせて街を闊歩するのはいいけれど、自分の頭にもビンビン響いていないんだろうか。毎日そんな雑音を聞いているうちに、頭が痛くなったり、アホになったり(失礼)しないんだろうか。いや、もうすでに十分アホだから、環境に配慮しないあんな靴をはいて平然と歩けるのかもしれないな。

 僕たちが子供の時分には、男の靴の方がうるさかったという記憶がある。なかには靴底に鉄板みたいな物を取りつけて、カッツ、カッツといういかめしい音を立てながら歩道を蹴って進む人もいた。ところが、いまや男の靴はそんなに派手な音を立てはしない。まったくゼロではないにしろ、ごく小さな音になっているのが普通だ。

 なぜ、女性の靴がこんなにうるさい音を立てるようになったんだろうか。素人考えを披露してみよう。あのペッタン音に悩まされながら考えたことだから、まぁ、あまり責任は持てないけれども。
 まず考えられるのは、女性の社会進出が進んだのと関係があるんじゃないか、ということ。男社会に呑み込まれてなるものか、という女性たちの意気込みが靴音にまで反映されたのかもしれない。

 もう少し好意的に考えてみようか。暗い夜道などで、大きな音を立てる男の靴が女性の後からついて来たとしよう。襲われるんじゃないか、とその女性は恐怖を覚えるかもしれない。で、女性たちに不安な思いをさせないために、あまり音がしない男靴が作られるようになった。その代わり、人通りのまばらな道を歩いても怖くないような大きい音を立てる女性の靴が登場した。これで「おててつないで」なくても、「靴がなる」ようになった…。

 ふと湧き起こる疑問について無責任に書いた。梅雨が明ければ暑い夏。今年は猛暑らしい。炎天下、あのペッタン音に遭遇したくないなぁ。


♪Petites annonces 〜1

☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
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  株式会社 三都企画
  東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
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映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


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『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
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『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
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《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

心 躍 り   6月29日(火)晴れ

 

 リテレールブックスに収録されている『私の文章術』(メタローグ、1994年)には、いろいろな書き手が文章を書く心得を寄せていて楽しい。参考になる意見も多い。編者は“スーパー・エディター”の異名を持つ、ヤスケンこと安原顯さん。あの人の作る本ならカスやクズはない。(この物言い、知らず知らず安原さんに毒されているかな?)
 安原さんは別の本で、平凡社のSさんが新書を立ち上げることになったのを助けなきゃ、とも語っていた。Sさんは他でもない、僕がお世話になっている方だ。そこで、一方的に安原さんに親しみを感じてしまったというわけ。安原さんは今年1月に帰らぬ人となられた。あの名物編集者にお目にかかれなかったのは残念だ。

 『私の文章術』に、精神科医・翻訳家の中井久夫さんによる「“心躍り”する文章を心がけたい」という一章がある。中井さんは冒頭で、国文学者・折口信夫が弟子に言っていた言葉を引いている。「心躍りのしない文章を書くものではないよ」。
 う〜ん、含蓄のある言葉。依頼されたからといって、心が弾まないようなテーマについて書くのは自分の気持ちにも正直じゃないし、何よりもまず読者に対して失礼というものだろう。心したいものだ。

 文章を書くということをも含めて、いま心躍りを体験している。
 秋に平凡社から刊行される本の原稿は、つっかえながらも前に進んでいる。山登りにたとえれば7合目から8合目あたりまで来たといったところだろうか。

 それとは別に心弾むことが他にもある。
 建て替えが行なわれていた三越新館。10月10日から装いも新たに「文化センター」改め「カルチャーサロン」が再出発する。いまは銀座産経学園で僕のシャンソン講座が続けられているけれど、10月からは三越でのクラスも受け持つことになる。しかも三越は午後7時から始まる夜の部のクラスも設けることになった。僕の講座のひとつも夜の部に組み込まれる。

 先週土曜日、久しぶりに三越へ行った。担当者と打ち合わせをするためだ。新館の外観はほぼ整っている。いまは内装に取りかかっているらしい。
 担当のAさんと話した。教室は新しいビルの9階。フロア全体の図面のコピーを貰う。僕たちが使うことになる音楽室を拡大したものも受け取った。教卓の脇にピアノ。ああ、いよいよ古巣へ戻るんだな、との思いが湧いてくる。

 銀座産経学園と同じ内容を三越で喋っても面白くも何ともない。
 ではどうするか。ひとつのクラスは「シャンソン歳時記」。春夏秋冬に関する語句や、季節を感じさせる事柄が歌いこまれているシャンソン・フランセーズを選んでCDをかける。
 もうひとつは「シャンソンで歩くパリ」(仮題)。以前から僕が作りたいと思っている、シャンソン・フランセーズをキーワードとしたパリガイドの教室版だ。本はまだだけれど、まずはそのコンセプトで講座を始める。教室で使う資料などを基に原稿をまとめれば本にできるんじゃないだろうか。そう考えている。

 心躍りが楽しい、今日この頃だ。


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☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。

 [公演問合わせ先]

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映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
 tel.03-5420-6161
 http://www.cineplex.co.jp

詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


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『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
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『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

「サルタンバンク」が通り過ぎる  6月28日(月)曇り

 

 記憶の海のどこかに置き忘れていた、人の名前や事柄がふとした瞬間に顔を現わすことがある。それらのものは波間に漂っていたり、島崎藤村が歌った「椰子の実」のように、足元に寄せてくる波に運ばれて来たり…。
 しかし、久しぶりに手に取って眺めると、かつてとは微妙に異なって見える。こちらが年を取ったせいだろうか。もしそれが色褪せて見えたとしたら、きっと僕の感性が鈍くなってきているのだろう。かつてよりも色鮮やかにそのものの持つ深い意味を感じ取ることができたら、まだまだ感性の動脈硬化に蝕まれていないのだと思う。

 先日、ピカソ美術館主任学芸員のフランス語を聞き取る仕事をしていて、懐かしさを覚える名前に再会した。ピカソがアルルカンを描いていることを説明する箇所で、主任学芸員のマダムは詩人ギヨーム・アポリネールに触れた。ピカソは画家連中よりも、「ミラボー橋」の詩人と親交を深めていた、と話す。アポリネールには「サルタンバンク」"Saltinbamques" という詩がある。サルタンバンクはサーカス芸人で、アクロバットなどを披露する。アルルカンもその仲間で、道化師的な要素もある。

 モンマルトルに住んでいたピカソはまた、近場にあったメドラノサーカス団の興行をよく観に行ったという。そこでアルルカンを何度も目にしたことだろう。
 イタリアの仮面喜劇コメディア・デッラルテの登場人物のひとり、アルレッキーノに起源を持つアルルカン。ピカソはそこに自分の似姿を見たのだろうか。いずれにせよ、アルルカンの存在はピカソにインスピレーションを与えていたものと思われる。

 アポリネールが書いた「サルタンバンク」は村から村へ、町から町へと隊列を組んで移動して行く、彼らサーカス芸人たちの姿を描いている。ルイ・ベシエールがこの詩に曲をつけ、イヴ・モンタンのレパートリーとなった。邦題は「サーカス」。伝説的な1953年のエトワル劇場でのリサイタルでも披露されている。シンバルの大きな音、アコーディオンの響きなどがサーカス小屋の気分を盛り上げる。軽やかなテンポとメロディーが、芸人たちの身のこなしや暮らしぶりを暗示するかのようだ。楽しい余韻を観客に与えて立ち去って行くサルタンバンクたちの後姿が見えるようなエンディング。ちょっぴり物悲しさが漂う。

 この「サルタンバンク」の他にも、シャンソン・フランセーズには旅芸人をテーマにした曲がいくつかある。エディット・ピアフ、ジルベール・ベコー、シャルル・アズナヴールもそれぞれ、旅の空の下で芸を披露する芸人たちを歌った。彼ら歌手たちもまた、旅芸人たちの身の上に似ていることから親近感を覚えたのだろうか。

 サルタンバンクや旅芸人のテーマはこうして、また僕の記憶の前面に現われた。賑やかに興行を終え、いま目の前を通り過ぎて行く。思わず後を追いたくなる。彼らの隊列はどこへ行くんだろう。そして、今度いつやって来てくれるだろうか。


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☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)。
通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
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 ◎「パリ祭」
  パリ祭実行委員会
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  株式会社 三都企画
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映画『ベジャール、バレエ、リュミエール』

[監督]
  マルセル・シューバッハ

[出演]
  モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベート・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、ジュリアン・ファヴロー、オクタヴィオ・スタンリー、モーリス・ベジャールバレエ団

公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
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詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。

 バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。


♪Petites annonces 〜3

 カーラ・ブルーニ
  デビュー・アルバム
 『ケルカン・マ・ディ
  〜風のうわさ』
 (コロムビア V2CP-181)
 日本盤のみCD extra
 「ケルカン・マ・ディ」
  レオス・カラックス
  監督作品PV収録

フランス・アーティスト来日情報

カーラ・ブルーニ Carla Bruni

[日時]6月21日(月)、22日(火)
    18h30開場 19h15開演
[会場]恵比寿ガーデンホール
[主催]J-WAVE
[後援]フランス大使館文化部
[協賛]恵比寿ガーデンプレイス株式会社
[協力]コロムビアミュージック
    エンタテインメント株式会社
[企画制作]カンバセーション
[料金]\8,500(全席指定・税込)
[チケット取扱い]
チケットぴあ
 0570-02-9966/Pコード:P169-782
ローソンチケット
 0570-063-003/Lコード:L33331
イープラス
 eee.plus.co.jp(PC、携帯から利用可)
カンバセーション
 03-5280-9996(10h00〜19h00)


♪Petites annonces♪
『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
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『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
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