ちょうど1週間前の7月22日には大阪にいた。「2004 大阪パリ祭」に司会役として参加させていただいたのだ。それが終わってほっとして、気分的にヴァカンス・モードに入り、「ひとりごと」を休む癖がついてしまったことをお詫びします。
「2004 大阪パリ祭」は楽しい体験だった。会場は豊中市立市民会館。大阪駅から阪急宝塚線で曽根駅へ。駅から東へ少し歩くとそのホールはある。ガードマンの男性に楽屋への入口を尋ねたら、口頭で説明する代わりに親切に僕を導いてくれた。楽屋に着く。ギタリストのムーミンやピアニストの忠平さんなど、顔なじみのミュージシャンたちがすでに来ている。バンド名はMasaki Kodama toybox。
出演者は以下のとおり。深緑夏代、ジェリー藤尾、真帆志ぶき、安奈淳、三善英史、仲井和紀、千秋みつる、風さやか、アヴァロン、谷古晴美、井上真知子、駒崎法子、新城まゆみ、星奈佐和子、松本かずこ、伊藤明弘、志賀道子、山本のり子、つのだよしひろ、長島ちどり、西澤永子、鍋田雅子のみなさん。
第1部のトリがジェリー藤尾さんで、その前が三善英史さんだった。三善さんは去年に引き続いての出演だと聞いた。本番で僕が呼び込むと「緊張しています」と言われ、マイクを持っていない左手を差し出した。見ると小刻みに震えている。シャンソンが専門ではないからなのかもしれない。それでもジョルジュ・ムスタキの「時は過ぎて行く」と、ご自分のヒット曲「雨」を堂々と歌われた。さすがプロ、歌い出せば緊張感などはどこへやら。
ジェリー藤尾さんもカッコよかった。歌う前に僕とちょっと会話を交わすことになっていた。「自分の顔はこっち側の方がいいから、ちょっと場所を移動してください」と僕を促す。そこで上手側にまわった。ここで客席から笑いが起きた。面白い人なんだな、と感じて気分が少し軽くなる。何を聞いてもあまり反応のない人では困ってしまうけれど、楽しい受け答えをしてくれる人だとやりがいがある。
どうしても尋ねたいことがあった。昔、僕が子供だった頃、ジェリー藤尾さんが明星即席ラーメンのTVコマーシャルの歌を歌っていらしたのではないか、ということだ。それをぶつけてみた。「そう、そう」という反応が観客の間でもあった。ところが、ご本人からは「みんなそう言うんだけど忘れてしまったなぁ」という答が返ってきた。「長いキャリアの間にいろいろな曲を歌われているから記憶も定かではなくなっているんでしょうか」とまとめて、歌っていただくことにした。曲目は大ヒット「遠くへ行きたい」と「アンチェインド・メロディー」。
ヴォリュームたっぷりの素晴らしいヴォーカルを楽しませてくれた。
第2部では、豊中市民でもある山本のり子さん、つのだよしひろさん、伊藤明弘さんとちょっと話した。また、深緑夏代さんを始めとする宝塚出身者のみなさんとも言葉を交わした。
どうにか大きな失敗もなくフィナーレを迎えることができて、心からほっとしている。
帰ってからネットでコマーシャルソングの件を調べてみた。僕の勘違いだったことが判った。「坊や泥んこ なぜ泣くの(…)明星即席ラーメン パパと一緒に食べたいの」と歌っていたのはミッキー・カーチスさんだった。記憶って当てにならないもんだなぁ。
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[公演問合わせ先]
◎「パリ祭」
パリ祭実行委員会
Tel:03-3533-1300
URL:http://www.paris-sai.com
◎ミュージカル『エディット・ピアフ』
株式会社 三都企画
東京都港区芝3-40-6港ビル本館6F
Tel:03-5443-7576
Fax:03-5443-7295
mail:san@mitokikaku.co.jp
URL:http://www.mitokikaku.co.jp
◎『愛の讃歌〜ピアフとマルセル 愛の手紙』
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Tel:02-3642-4422
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[出演]
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公開は6月19日から、恵比寿ガーデンシネマで。
tel.03-5420-6161
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詳しい情報はhttp://www.bcommebejart.comをご参照ください。
バルバラ、ジャック・ブレルのシャンソンが多用され、モーリス・ベジャールのひとつのバレエ作品『リュミエール』が創り上げられるまでを追ったドキュメンタリー。プログラムに僕が映画で取り上げられたシャンソンについての解説を書いています。
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〈発売・販売元〉エプコット
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『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》 |
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シャンソンの誕生』
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〈翻訳〉宇藤靖子
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¥9,240(本体価格\8,800) |
このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。
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